政治のお悩み相談所:大学院の物事

政治とコミュニケーションについて研究している博士課程所属のものです。大学はカンザス大学。テクノロジーと政治、政治的分断、ソーシャルメディアによる日常生活と政治の重複などに関心があります。文系・社会科学系大学院生として発信中

2016-01-01から1年間の記事一覧

THE MORE OF LESS Joshua Becker

It has been a week since the last update. As a tutorial teacher at a private company, I have been thorough extensive winter school for a week. I worked more than 11 hours for 5 consecutive days. My focus was on work. A realization came to …

ロボットは東大に入れるか 新井紀子

こんにちは、今回はロボットが東大に入れるかというなんとも近未来的な題でありますが、これは数年後には実現が可能になってくるのではないかということをまず知っておいた方が良いでしょう。2016年11月25日付の朝日新聞朝刊の中で東ロボくんが、関東・関西…

 学習と教育の心理学 市川伸一

本日は最近の関心ごとである「教えること」についての本です。ある塾で講師として働いていて思うのが、生徒によって成績の伸び、理解度が全く違うということ。それを疑問に思ってます。そこでまず心理学の本を手にとってみました。 学習と教育の心理学 増補…

 ソーシャルメディア論 つながりを再設計する 藤代裕之編著

こんにちは、今日はどうお過ごしですか。Facebook やTwitter の調子はどうですか。うまく付き合ってますか(笑)。 今回はメディアコミュニケーションの勉強も兼ねてソーシャルメディア論という本をご紹介します。 ソーシャルメディア論: つながりを再設計す…

ウェブ炎上 ネット群集の暴走と可能性 荻上チキ

こんにちは、最近はアルバイトの方が少し忙しくなってきています。 今回はメディアコミュニケーションについての本になります。私は、異文化間コミュニケーションに興味がありますが、インターネットが普及し始めてからはコミュニケーションの場がネット上で…

 ヘイト・スピーチとは何か 師岡康子

前回の投稿で、ヘイトスピーチに関する本を紹介しました。それに続いて本日もヘイトスピーチについての一冊になります。 ヘイト・スピーチとは何か (岩波新書) - 本書はヘイト・スピーチの定義に重点をおき、海外(イギリス、オーストラリア、ドイツ、カナダ…

ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力 安田浩一

みなさん、週末どうお過ごしでしょうか。土曜日の朝からヘイトスピーチに関する本をご紹介します。 ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力 (文春新書) - 「ゴキブリ朝鮮人を叩き出せ」 この言葉を聞いたらすぐにある市民団体を頭に思い浮かべるかもしれ…

外国語学習の科学 -第二言語習得論とは何か- 白井恭弘著

本日はこの本です。 外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書) - 英語は、好き嫌いがはっきりと分かれる科目の一つですね。英語好きな私にとって英語を学校で学ぶことは嫌いでしたが英検などの日常英語の習得には興味がありました。これから日本…

 移民大国アメリカ 西山隆行著

こんにちは、本日は前回の在日外国人関連でアメリカの移民問題を取り上げます。 今回は「移民大国アメリカ」を読みました。 移民大国アメリカ (ちくま新書) - まずアメリカが移民の国と言われていることは知っていましたが歴史については意外と知らなかった…

 在日外国人 第3版 法の壁、心の溝  田中宏著

本日から書評始めます!!! 本の種類は新書、専門書を中心にコミュニケーション学、社会心理、レイシズム、移民問題、英語教育、英語学習に関するテーマでお送りします。 第一回目は「在日外国人」を扱った本! 在日外国人 第三版――法の壁,心の溝 (岩波新書…

「異論のススメ」から思った事

2016年9月2日付の朝日新聞15面に佐伯啓思氏が執筆した異論のススメが掲載されていた。タイトルは「今こそ問われる成長の『質』」であった。私自身、異論のススメは興味のあるコラムの一つであり今回は特に時代の進化について考えさせられた。佐伯氏はシ…

Remarkable Number of Eiken Greade 3 Holders

Asahi Newspapers says in an article published on 5th April, 2016 that public junior and senior high school students' English ability have a gap between country's expectation and the actual data collected nationally. The English ability is …

What money can't buy? Friendships?

Hello. This time, I write an article in English. The topic is about friendship. A couple days ago, I was watching a YouTube channel called "What money can't buy" by Michael Sandel. That was though-provoking and made me think that the socie…

英語教授のスタイルについて

こんにちは、本日は、昨日の朝日新聞朝刊の投稿についてコメントです。 投稿の中で、日本の英語教育をドイツのものと比べているものがありました。その投稿の主張は「日本は会話に重点を置いて英語を教えるべきだ」というものです。 私自身日本の英語教育を…

コミュニケーションの特徴⓼

こんにちは、今回はコミュニケーションの特徴⓼です。 「コミュニケーションには構造がある」です。私たちは相手とコミュニケーションをとるとき、文化的や環境によって構造化された様式の交流を行います。例えば、異文化のコミュニケーションではどう振る舞…

コミュニケーションの特徴⑦

こんにちは、今回はコミュニケーションの特徴⑦です。 「すべてのコミュニケーションはメッセージと関係性の二つの次元が存在する」です。 ①でも紹介しましたが、コミュニケーションはメッセージを含んでいます。そのメッセージは関係性によって意味が変わっ…

コミュニケーションの特徴⑥

こんにちは、今回はコミュニケーションの特徴⑥をご紹介します。 「コミュニケーションは必ずしも意図を必要としない」です。これは言い換えると、私たちはいつも何かしらのコミュニケーションをしているということです。例えば、電車で一番端の席を取る行為…

コミュニケーションの特徴⑤

こんにちは、今回はコミュニケーションの特徴⑤です。 「コミュニケーションは相手の行動について予測を立てる」です。私たちは、コミュニケーションをしている中で相手の行動について何らかの予測を立てます。これをコミュニケーションの中にはあるリズムが…

コミュニケーション特徴④

こんにちは、今回はコミュニケーションの特徴④をご紹介します。 「コミュニケーションは様々な意識レベルで起こる」です。私たちは普段自分のコミュニケーションを意識しません。例えば、友達と会う時はいつもと同じように接すればよいので、振る舞い方、行…

コミュニケーションの特徴③

こんにちは、今回も前回に引き続きコミュニケーションの特徴をご紹介します。 「コミュニケーションはメッセージの意味づけを含む」です。はじめに、最も大切なことは、話し言葉でも書き言葉でもメッセージは受け取る相手によってそのメッセージの意味が変化…

コミュニケーションの特徴②

こんにちは、昨日はコミュニケーションの特徴①ということでシンボルを取り上げました。 今回は、②「コミュニケーションはメッセージを作り出すこと、そしてそのメッセージを解釈することのプロセス」です。 多くのコミュニケーションで使われる言葉は、多く…

コミュニケーションの特徴

こんにちは、 今回は、コミュニケーションの特徴についてお伝えします。8つの特徴について一つずつ紹介します。 ①コミュニケーションはシンボルを使用する活動である。(Communication is a symbolic activity) シンボルとは何か他のものを表すものです。(…

話が合わない。気が合わない。

こんにちは、春がもう少しでやってきます。卒業式や入学式、入社式。これからますます忙しくなることと思います。 これから新しい出会いがあり、コミュニケーションをとっていくことと思いますが、初対面時に話があったり、感じが良いと感じる人は、どんな人…

個人主義 集団主義について

昨日の記事で、ホフステードの文化次元である個人主義と集団主義を紹介しました。 個人、集団主義は幅広い学問の中で応用されていますが、もちろん個人がどちらか一方に分けられるというわけではありません。そうすると、中国人全員が集団主義であるという主…

中国と日本 集団主義と個人主義

ここ数週間、某新聞の連載記事として中国の二人っ子政策が取り上げられています。 連載初回で思うことがありました。それは、中国のある親は、将来自分たちの世話をしてもらうことを前提に子供を産むことです。その記事から今の日本はどうだろうかと考えまし…

初めまして

初めまして、 22歳、男子大学生 「communication studies」に興味があります。 今年の3月に大学卒業です。学部3年時にアメリカの大学へ交換留学をし現在、大学院留学へ向けて準備をしています。 留学資金なし。今年いっぱいは、勉強にアルバイトに励み、…