政治のお悩み相談所:大学院の物事

政治とコミュニケーションについて研究している博士課程所属のものです。大学はカンザス大学。テクノロジーと政治、政治的分断、ソーシャルメディアによる日常生活と政治の重複などに関心があります。文系・社会科学系大学院生として発信中

コミュニケーション特徴④

こんにちは、今回はコミュニケーションの特徴④をご紹介します。

「コミュニケーションは様々な意識レベルで起こる」です。私たちは普段自分のコミュニケーションを意識しません。例えば、友達と会う時はいつもと同じように接すればよいので、振る舞い方、行動は意識されず自動的にコミュニケーションが行われます。一方で、初対面や外国の人とのコミュニケーションはどうでしょうか。まず、自分がその人と会うことを想像し、挨拶の仕方、会話の内容、そして、話の受け答えを頭の中でデモンストレーションします。この状態では、コミュニケーションの意識レベルはとても高くなります。そして、不安や緊張は高くなります。

 このように、私たちは様々なレベルで相手とコミュニケーションを行っているのです。自動的なコミュニケーションの問題点として意味づけが間違うことが多く発生することです。コミュニケションが自動的になるということは相手の行動を自分自身の価値観や経験で判断することになりますから、相手の環境や立場を考えず独りよがりな意味づけが起こりやすくなります。この場合、その意味づけは間違っているでしょう。

 私も、普段から自分がどのように行動し、どのように相手の行動に意味づけをしているのか考え、より間違えのない行動解釈をしていきたいです。

それでは。